いざというときに困らないために今から考える実家じまい・墓じまい

出版社からのコメント

■空き家問題、墓守問題、うちは大丈夫？空き家問題、なかでも相続した実家の手入れができずに問題になるケースは３０年前の３倍近くに増えています。空き家は維持するだけでも費用がかかり、さらに２３年に改正された空き家法（空家等対策の推進に関する特別措置法）により、税金が上がるリスクも出てきました。また、改葬（事実上の墓じまい）の件数も、ここ１０年で２倍ほどに増えています。問題が表面化する前、親の元気なうちから、リスクを把握し、対策を立てることが重要です。■さまざまなケースへの心構えができる１冊本書では、実家の処分に詳しい一級建築士、シニアの暮らしの専門家、遺品整理の専門家のそれぞれに話を聞き、実家の売却だけでなく、親が元気なうちに確認したいこと、相続の基本、遺品整理、墓じまいに関連することまで、最新情報を資料も交えてわかりやすく解説します。また、さまざまな体験談を掲載。「こんなことがあるんだねえ、うちはどうする？」と相談するきっかけにもしていただける１冊です。■親近感のわくエピソードマンガ入り章頭と章末に、マンガ家のあさとひわさんによるマンガを掲載。親の認知症介護と看取りの経験があるあさとさんのマンガは、ほっこりしつつも当事者の心情に寄り添った内容です。家族の将来に思いをはせてみてはいかがでしょうか。【目次】１章　誰も住んでいない実家を放置しておくとどうなるの？２章　「実家じまい」で困らないために、親が元気なうちに確認すること３章　「実家じまい」をするために、空き家放置になる前に売却する４章　親が亡くなった後の「実家の相続」について５章　スムーズに、トラブルなく終わらせる！　遺品整理のコツ６章　実家のお墓、どうしたらいいですか？